Winter Songs Steve Swallow
8月28日
読了時間: 1分

スティーブ・スワロウ(1940生USA)は、エレクトリックベース奏者・作編曲者として活躍。1991年にはカーラ・ブレイと結婚し、長年にわたり音楽的パートナーでもあった。
そのカーラが2023年10月に他界し、その後の2024年の4月までの冬シーズンにこのアルバムの9曲を書き上げたという。
編成はピアノトリオにギター・テナーサックス・トランペットを加えたセクステット。そして曲名はOneからNineまでの数字だけのタイトルとなっている。
カーラを失った直後の冬に書かれたことを思えば、寂しい冬の景色を思い浮かべるが、聴いてみると寂しさの中に穏やかさや新たな季節の始まりも感じる作品となっている。
スワロウ自身が「このアルバムでは音楽が自分に必要なものを与えてくれた」と語っているように、冬を乗り越え、自分を見つめ直し、次の一歩を踏み出す力になったのではないだろうか?
曲想はどれも美しいメロディーを大切にしていて聴きやすく、OneからNineまでの中で、物語性を楽しむことができる。
85歳になって、ますます成熟したこんなアルバムが作れるなんて、先輩として尊敬したい。
早く雪を眺めながら聴いてみたい
(2024録音)



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