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Estate Michel Petrucciani

  • 執筆者の写真: A列車
    A列車
  • 2019年8月19日
  • 読了時間: 1分

Estate(エスターテ:イタリア語で夏)」というタイトルどおり、カラッとした地中海の夏の空気と、去り行く夏の物悲しさを感じるアルバム。


ミッシェル・ペトルチアーニ(1962~1999フランス)は、骨形成不全症という難病で子供くらいの体にしか成長しなかったため、音楽に熱中し、デューク・エリントンにあこがれてジャズピアノの道に進んだという。エリントン張りの粒立ちのはっきりした力強いタッチが特徴で、フランスを代表するジャズピアニストの一人。

13歳で最初のコンサートを行い、36歳で亡くなるまでに多くのアルバムを制作しており、結婚も3回している。まさに一気に人生を駆け抜けた天才だ。


彼が19歳の時のこのトリオアルバムは、奇をてらわずストレートな、ポップで美しい曲が並ぶ。


夏の暑い午後に。


1982録音)

 
 
 

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