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Forever Yours Chick Corea

  • 6 分前
  • 読了時間: 2分

チック・コリア(19412021)のラストレコーディングとなったソロライブである。

本人はラストコンサートのつもりではなかったというが、MCを聞くと、思い出を語り、好きなミュージシャンを語り、大事にしてきたスタンダードを丁寧に弾いている。この4か月後に癌で亡くなっているので、覚悟はあったのかもしれない。

当時はコロナ禍で、観客を200人に絞ったコンサートだったという。


ここでは、スタンダードを何曲も弾いているが、原曲と着かず離れずの距離感が絶妙で、分かりやすさとチックらしさのバランスがとても心地よい。

さらに観客をステージに上げて印象を即興で弾くPortraitというパフォーマンスや、作り貯めてきたChildren’s Songを何曲も披露するなど、サービス満点のライブだ。


アコースティックバンドとエレクトリックバンドを同時並行的に運営し、数多くのミュージシャンとも共演、多彩な活動でジャズの歴史の中で確固たる地位を築いてきたチックの、最後のステージがソロピアノであり、しかも少人数の前でスタンダード曲を楽しそうに弾くという、まさに原点に戻ったようなコンサートである。


ジャケットの裏面にはチックの言葉として「私の使命は、できる限りどこにでも創造の喜びを届けること、そして私が心から尊敬するすべてのアーティストと共にそれを実現することだった。これが私の人生の豊かさだった。」とある。

ライブの最後に入っている彼のアナウンス「the Future is Now(今こそ未来だ)」が印象的である。


いたずらっぽいチックの笑顔を思い出しながら


2020録音)

 
 
 

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